
最近、SNSなどでAIの話になると、
同じような議論を見かけるようになりました。
「AIを使うべきか。」
「AIを使ったものは本物なのか。」
そんな話を見るたびに、私はなぜかパンのことを考えます。
パンを粉からこねて焼く人もいます。
パン屋さんで買う人もいます。
どちらもパンです。
手作りパンが好きな人は、それを選べばいい。
「美味しければどちらでもいい」と思う人は、買ってきたパンでもいい。
趣味として楽しむなら、そのくらいの感覚でいいんじゃないかと思います。

ただ、これが仕事となるとちょっと事情が変わります。
「あなたの手作りパンが食べたい」
そう言われた人が、スーパーで買ってきたパンを出して、
「私が作りました」
と言うのは違いますし、
手作りパンの料金を請求するのも違います。
問題になるのは、AIを使ったことではなく、
相手が求めるものを提供できていないことだと思います。

私はAIをよく使います。
仕事でも、プライベートでも、日々使いまくっています。
でも、それはAIに丸投げして、考えることをやめたからではありません。
その逆です。
めんどくさい作業を減らして、その分、本当に考えたいことに時間を使いたいからです。
AIは私の代わりに考えるものではなく、考える材料を持ってきてくれる超優秀な助っ人。
もっと言えば、私にとっては家電みたいなもの。
洗濯機を使う人もいれば、手洗いする人もいる。
食洗機を使う人もいれば、自分で洗う人もいる。
AIも同じ。
だから私は、AIを使うかどうかより、
「それが相手にとって欲しいもの」であるかどうかが、ずっと大切だと思っています。
使って楽しければ使い倒せばいい。
楽しくなければ使わなくてもいい。
「時間を節約」することは、私たち世代にとって、すごく大事。
AIに限らず、年齢を理由に尻込みしている人にこそ、一度試してみてほしい。
時間を節約して、その分、好きなことを楽しめたらいいですよね。