
前回、『ChatGPT(チャッピー)・Claude(クロード)、Gemini(ジェミニ)』の比較記事を書きましたが、この数ヶ月の間にデータが古くなってるとAIに指摘されてしまいました。
AIの進化が早すぎて、こちらも追いつくのに必死です(笑)
そもそも「おとな暮らし+」は、最新情報をいち早くお届けするサイトではなく、実生活で使ってみて「これ、便利」と思ったことをお伝えするメディア。
とはいえ、画像生成はやっぱり気になる。
ということで今回は、チャッピーの画像生成をあれこれ試してみました。
チャッピー含め各AIの基本的な特徴などは前回の記事をご覧くださいませ。
実験その1 プロンプトの違いによる検証
まず、最初の実験はチャッピーに以下の異なるお題(プロンプト)を投げて結果を比べてみることにしました。
①ほぼ丸投げパターン
②ちょっと指示を追加パターン
③かなり細かく指示したパターン
の3つです。
チャッピー、クロード、ジェミニをイラストにしてください。

前回の記事でも同じようなプロンプトを投げましたが、今回はすべて女性のイラストとなりました。
同性だとより性格付けの違いがはっきりしますね。
ちなみに「イラスト」を「キャラクター」に変えても、生成画像に大した違いはありませんでした。
チャッピー、クロード、ジェミニを今時の漫画風イラストにしてください。

性別は変わりましたが、それ以外は①とあまり変わらない感じです。
「今時の漫画風」とわざわざ入れましたが、これがそうなのかわかりません…
ChatGPT(チャッピー)、Claude(クロード)、Gemini(ジェミニ)を擬人化した3人のAIキャラクター。日本のハイクオリティなアニメ風イラスト。
チャッピーは明るく親しみやすい笑顔、白と緑を基調とした衣装。クロードは穏やかで知的な雰囲気、オレンジとベージュの落ち着いた衣装。ジェミニは自信に満ちた表情で、青・紫・赤の近未来的な衣装。
3人が仲間として並んで立ち、未来都市とホログラムを背景にしたダイナミックな構図。鮮やかな色彩、繊細な描き込み、躍動感のあるポーズ。

うーん・・・指示通りにかなり描き込まれていますが、ちょっとした挿絵に使うならここまで細かくする必要はないのかなーと思います。まあでも、こんな凝ったイラストが数分で生成されるんだから、今更ながらすごいでものです。
チャッピー、クロード ジェミニをほげほげしたイラストにしてださい。

これはかわいい!
「ほげほげ感」といったわかりにくい指示を、チャッピーなりの解釈で見事に表現してくれました。AI画像生成を趣味の範囲で使うなら、こういった「偶然の産物」を狙うのも面白そうです。
試してわかったこと
目的や好みにもよりますが、ブログのアイキャッチや挿絵、SNSのアイコンとかなら、①や④のような簡単な指示で十分楽しめそうです。意外性を楽しむならAIにおまかせ!もおすすめです。
実験その2 有料・無料の違いによる検証
今度は同じプロンプトを、チャッピーの無料版と有料版(Pro)を使って、それぞれに同じプロンプトを投げて違いを検証してみたいと思います。
チャッピー、クロード ジェミニをキャラクター化してださい。
無料版 ChatGPT

また同じような画像が生成されました。同じプロンプトなので仕方ないのですが、ここまで来るとちょっとマンネリ感が・・・。にしても、なぜクロードさんだけPCじゃなく本なのでしょうか。
有料版 ChatGPT

有料版では、今回は「キャラクター」というワードを拾った画像になりました。無駄なテキストも入ってないので使いやすくなっていますね。しかし文字はフォントとも手書き風ともいえない、中途半端な感じでいかにもAIぽさがあります。
試してわかったこと
今回の画像だけを見ると、「有料版だから圧倒的にハイクオリティ!」というほどのはっきりとした差は感じませんでした。
ただ、何度も作り直したり、細かく調整したりするなら、生成回数を気にせず試せる有料版のほうが使いやすそうです。
ちなみに、ちょっと前より格段に良くはなってますが、AIはまだ日本語の文字が間違う場合がたまにあります。正確さを求める場合、「指示していない文字は入れない」または、「キャラクター名のみ入れる」など追加してあげると良いでしょう。
結局、どんなときに細かい指示が必要?
では、細かく指示した方が良いのはどんなときなのでしょう。
「こんな感じの画像がほしい」という程度なら、ざっくりした指示でも十分。
一方で、仕事などで「人物のポーズや服装、構図まできちんとそろえたい」という場合は、具体的に伝えたほうが狙った画像により近づきやすくなります。
用途に合わせて、ざっくりこのくらいで考えておけばよさそうです。
| こんなとき | 指示の細かさ |
|---|---|
| ブログのちょっとした挿絵 | ★☆☆ |
| SNSアイコン | ★★☆ |
| イメージをある程度そろえたい | ★★☆ |
| 仕事で使う画像 | ★★★ |
| 構図・服・ポーズなどを厳密に指定 | ★★★ |
まとめ
SNSや参考書では、さまざまな「プロンプト」指南が溢れています。中には呪文のような長ーいものも。
でも、気軽に「お絵かき」を楽しみたいおとな世代には、そこまでしなくてもいいように感じています。
そんなおとな世代に向けて、「プロンプトをガチガチに作り込まなくても、案外なんとかなる」ということをお伝えしたくて、今回の検証をしてみました。
多少違った結果が出ても、それも含めて楽しめるのがAIお絵描きの良いところ。
そのぐらいのゆるーい使い方がちょうどいいように思います。

- AIの画像生成は、まったく同じプロンプト・同じ条件で指示を出しても、毎回生成される画像やニュアンスが異なります。今回の検証結果は「その時のチャッピーの一例」として、参考にしていただければ幸いです。
- 生成された画像が、既存のキャラクターや実在の人物・作品に意図せず似てしまうことがあります。ブログやSNSなど人目に触れる場所に使う際は、既存の権利を侵害していないか少しだけ意識してみてくださいね。
AIと著作権の基本や注意点については、こちらの記事で詳しくまとめています。