フォント制作業務を命ぜられる

プログラムにもあまり興味をそそられず、やる気のなさが伝わったのでしょう。
程なく私の仕事は「フォントを作成する作業」専任となりました。
ドットの位置を指定して文字を作成していく作業です。
ドット絵の要領ですね。
ドットには縦横のマス目を指定するコードが決まっていて、文字を作成していくものです。
これをプリントアウトし、おかしいところがあれば修正を繰り返します。
この作業は私の性に合ってたようで、退職するまで続けました。
聞くだけだと簡単な気がしますが、これが結構大変で。
今なら自分専用のPCで、デバッグからプリントアウト、テストまで自席で全て完了、というところでしょうが、前述のとおり、コンピューターも、プリンターも、ぜんぶ違う階のフロアにわかれているのです。
体は動かしていた、昔のプログラミング

手順は以下の通り。
①仕様書に沿って、マス目のついた紙に鉛筆でコードを書く。
②パンチ室に持って行って、パンチャーの方に紙カードにしてもらう。
③紙カードを機械に通して磁気テープに落とす。
④プリンター室に持って行き、出力してもらう。(順番待ちがある)
⑤プリントアウトされたものを眠気と戦いながら机上デバッグ。
修正が見つかれば、また①からやり直しです。
当然、すべて別階に分かれていますので、直径30センチぐらいの重いリールテープを抱えて、修正がなくなるまで、往復するのです。
大変でしたが、考え用によっては、今のずっと座りっぱなしの作業スタイルより、体にはずっと良かったかもしれません。